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プリンス — Live at Webster Hall [音楽]

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7月30日にプリンスの《Welcome 2 America》がリリースされる。もちろん速攻で予約してしまった。同アルバムは2010年にレコーディングされたまま、未発売だった音源である。
すでに〈Welcome 2 America〉と〈Born 2 Die〉がwebで公開されている。情報によればレコーディングにはタル・ウィルケンフェルドも参加しているとのこと。

だがアルバム自体はまだ発売前なので、それは来月の楽しみとして、最近ハマっているのは Live at Webster Hall の何曲かのパフォーマンスである。ウェブスター・ホールにおけるライヴは2004年の4月20日。バンドによる〈Musicology〉も盛り上がるが、ギター1本で歌う余裕綽々のプリンスが小気味よい。インティメイトでユーモラスで、永遠に衰退しない音楽。
〈Sometimes It Snows in April〉で歌を観客に任せて弾く完璧なギターワーク。この才能が失われてしまったことに対して、今はただ涙しかない。
セットリストをコピーしておく。

Prince at Webster Hall,
April 20, 2004. New York, NY, USA
Tour: Musicology Live 2004ever

1) Musicology
2) Dear Mr. Man

Solo guitar set
3) Cream
4) I Could Never Take the Place of Your Man
5) Sweet Thing (Rufus & Chaka Khan cover)
6) Proud Mary (Creedence Clearwater Revival cover)
7) Sometimes It Snows in April
8) Life 'O' the Party
9) Soul Man (Sam & Dave cover)
10) Kiss

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Prince/Welcome 2 America (SMJ)
ウェルカム・2・アメリカ (通常盤) (CDのみ) (特典なし)




Prince/Cream (Live at Webster Hall - April 20, 2004)
https://www.youtube.com/watch?v=r967lcA_rR8

Prince/Musicology (Live at Webster Hall - April 20, 2004)
https://www.youtube.com/watch?v=b2YdLEIAL4E

Prince/Sometimes It Snows In April
(Live at Webster Hall - April 20, 2004)
https://www.youtube.com/watch?v=iBThX4o2_KI

     *

Prince/Welcome 2 America
https://www.youtube.com/watch?v=HJtxSdTL488

Prince/Born 2 Die
https://www.youtube.com/watch?v=febeHW4EO4o
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コメント 4

ゆうのすけ

プリンスがこの世を去ってもう5年になるんですよね。
深く聴きこんだことはないんですが ヒット曲をチェックしてたくらい!シーラEが好きだったんで!^^;
(そろそろシーラEの旧作品も 廉価盤でないかな。絶賛廃盤中だし。。。)今作は 音楽雑誌でも随分取り上げられてますね!♫~
by ゆうのすけ (2021-06-15 03:59) 

末尾ルコ(アルベール)

へえ、タル・ウィルケンフェルドが。わたしもチェックしてみます。
プリンスは、特に動画はまだまだ未鑑賞の者が多く、これからの愉しみとして続々視聴したいです。

そう言えばシューゲイザーについてあらためてチェックし直したんですが、コクトーツインズ以外はほとんど聴いてなかったです。流行っていた頃はクラシックやジャズを中心に視聴していたのかもしれません。でもマイ・ブラッディ・ヴァレンタインを視聴していて、わたしなんかパンクの正統な進化系のようにも感じます。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインは最新のチャートにもインしてるんですね。凄いですね。

・・・
IOC、日本の為政者、そしてJOCだの組織委員会だの、さらに五輪を後押しする識者の面々だの、とにかく「醜悪」の極みであって、日本、そして世界の醜悪さの見本市でもあり、この度そうした現実を知った日本人が多かったのはよかったと思います。
スポンサーに関しては、スポーツ選手はもちろんのこと、メジャーな俳優や歌手なども奴隷状態であるのが昨今の日本ですね。それは日本の場合、「テレビ」という存在と切っても切れない関係あと思いますが、とにかく五輪関係のスポーツ選手はもう一瞬も見たくないと、そんな感覚です今は。

>為政者としては体育会系のほうが票

その通りで、為政者が求めているのは奴隷と家畜のみ。「思考する人間」は少ないに限ろのでしょうね。その意味で映画界に対する極度な冷淡さも理解できます。映画界の人たちって、そう簡単には従わない人も多いですから、河瀨直美は嬉々として五輪ドキュメントを撮ってますが(笑)。
大坂なおみに対して政府関係がほぼ無視を決め込んでいるのも、彼女が世界的にあまりに巨大な存在となってしまい、大方の日本人の理解を遥かに超えてしまっていることに加え、社会問題に対しても発言する彼女を恐れているということもあるかと思います。
それと大坂なおみはネトウヨに嫌われてますので、これ幸いと無視しているんでしょうね。
その意味では政府に好まれる日本のアスリートはまさに奴隷家畜、忠犬ポチであって、彼らの大先輩である橋本聖子や山下泰裕の言動こそその象徴であると言えますね。

五輪に関しては東京大会だけでなく、いずれ没落消滅していただきたいですが、その前に「極めて醜悪な存在」であること、より多くの日本人が知ってほしいです。よく言われる、「東京五輪の政府などのやり方は悪いけれど、アスリートは悪くないし、五輪が始まれば皆応援する」という言い方があるけれど、「アスリートも醜悪な政府などの一部」という認識が広まり、より多くの人たちが「無視する」という姿勢を取るべきなのだと思います。 RUKO



by 末尾ルコ(アルベール) (2021-06-15 06:37) 

lequiche

>> ゆうのすけ様

シーラ・Eですか。
ネットショップなどを見ると確かにほとんど廃盤ですね。
今、日本のシティポップが復活して再ブームみたいですが
そういうことがシーラ・Eにもあるといいですね。

最近のプリンスの再発は別テイクなどが主でしたが、
今回の《Welcome 2 America》は
まるまる出さなかったアルバムなので
期待度が高いんだと思います。
by lequiche (2021-06-17 00:27) 

lequiche

>> 末尾ルコ(アルベール)様

とりあえず今回リンクしたウェブスター・ホール・ライヴを
ご覧になってみてください。
プリンスの最も良い面が出ていると思います。
しかも、こんなビッグネームの人なのに
観客席との距離が近過ぎて、それがすごいです。
このウェブスター・ホールはネット動画のみで
メディアの発売はされていません。

シューゲイザーのガイドブックがあったんですが、
かなり古い本なので入手しにくいと思います。
もっともマイブラは——より正確にいうと
マイブラの《Loveless》というアルバムは
あまりに影響力が強過ぎますから
シューゲイザーというジャンルの中の1枚ということでなく、
《Loveless》自体がひとつのジャンルといっても
いいかもしれません。
ただ、いまでこそマイブラも知名度が上がりましたが
私がLPを購入した頃は、
すでに発売から随分経っていたのにもかかわらず
決して有名なアルバムではなかったです。

尚、プリンスはコクトーツインズが好きだったらしいです。

もうオリンピックはどうでもいいです。
そのどうでもよさ加減は24時間テレビと大差ないです。
感動の押し売りをすることに関して、両者はよく似ています。
元々オリンピックはアマチュアの競技だったはずなのに
あるときからプロ選手でもOKになったのが
腐敗の一助となっているように感じます。

大坂なおみや錦織圭はオリンピックに対して
きちんと意見を言っていました。
その部分が他の人たちとは全然違います。
山下泰裕という人はよく知りませんが、
過去の栄光があってもそれがゼロになってしまうことを
ご存知なのでしょうか。とりあえず私の評価ではゼロです。
「アスリート」 という言葉はもはや 「事なかれ主義」 の人たち
という意味なのだと思います。
一切、応援しません!
by lequiche (2021-06-17 00:28) 

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